『2026年9月8日 ここほネット3NPO法人 こども家庭庁を 訪問』 「子育て世帯訪問支援事業」に関するディスカッションペーパー提出並びに課題提起
更新:2026年10月18日 寺出壽美子
2026年9月8日、こども子育て訪問ネットの3NPO法人は、こども家庭庁にディスカッションペーパーの提出と課題提起のために訪問しました。 今回は、女子の自殺者急増と不安定な母親の増加は、子ども時代に受けた主に親からの心理的虐待が背景にあること、そして、心理的虐待を受けた子どもが子ども時代のうちに心の回復を獲得出来ずにいることで、次世代への世代間連鎖が生じていること、従って、心理的虐待を受けた子どもに対して子ども時代のうちに「子育て世帯訪問支援事業」によって心の回復を獲得することを9月8日こども家庭庁に、こども子育て訪問ネットの1メンバーとして提起してきました。 不安定な母親の急増は、背景にその母親が子どもだった時に心理的虐待を受け、けれども、その子どもへの心の回復はどこの自治体においても対処されず、被害を受けた子どもは10代をただ鬱々と生活せざるを得なかったため、待望の我が子を産んで初めて我が子を愛すること、受けとめることができずに途方に暮れる母親が現在、急増しているのです。子ども時代の間に他の誰か大人が全面肯定して受けとめられる体験をしていれば心は回復していくのですが、今は、核家族で地域も崩壊しているために、心理的虐待を受けた子どもは、放置された状態のまま成人していきます。 この世代間連鎖を食い止めるには、先ず、「子育て世帯訪問支援事業」に記載されているこの事業の対象を「保護者」等から「子ども及び保護者」等に変更して、子どもに直接アプローチすること、並びに一定期間継続して関わることが必須です。 親が食事を作らない、掃除が行き届いていないときに、訪問支援員が子どもの最低限の生活を維持することは大事なことですが、日常生活の中での親子の交流・関係性が既に途切れている可能性があり、先ずは第一に子どもが日々どんな心理状態で生活しているかに着目しなければなりません。その上で、小中高生の10代の間に、心の回復を取り戻す必要があります。現在は、この最重要部分が抜け落ちていると考えます。 「子育て世帯訪問支援事業」の中で子どもの心の回復を取り戻すには、子どもと外で遊ぶ・おしゃべりする・子どもがしたい遊びにつき合う等、子どもの心の解放のために十分な時間を使うことです。子ども自身がしたいことを一緒にすることで、子どもは見違えるほど元気を回復するものです。大人になってからでは手遅れです。 この他、「子育て世帯訪問支援事業」には、様々な問題が山積しています。山積している諸問題の中で、私はこの中のひとつの問題―「小中高生の子どもの心の回復を取り戻すには」について提起しました。



